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音楽は生きる希望だ

 人間は音楽と共に太古の昔から生きてきました。古代の人々は呪術のときにも、祭りのときにも、雨乞いの時にも

色々な場面で手を鳴らし、物を叩き、声を上げてその時々の想いを表現してきました。

時代は変われども音楽が身近な存在であることに変わりはありません。

歌は好きじゃないよ、っていう人だって街に一歩出れば店から音楽が流れてくるのを

知らず知らず耳にするし、家にいてもラジオやテレビなどから音楽のシャワーは降ってきます。

お堅いニュース番組のバックにだって緻密に考えられた音楽が鳴っています。

 

 私は講座を始める時に第一回目に皆さんにお尋ねします。

「歌うときってどんなとき?」

これを考えてもらってから、楽しく笑える講座へと導くのです。

歌うことが嫌いという方も、何故か輪に入ってこられることがあるのですが

新しい視点で「音楽」や「歌」というものを見つめ直すと

あら不思議、知らなかったことや楽しさをどんどん吸収していき

仲間とのコミュニケーションも生まれ、なんでも飽きやすいとおっしゃっていた方が

長きに渡るお友達になったりします。

 

 体調の悪いときは無理をせず、用事のはいったときも無理をせず

心が沈む時も無理をせず…そう、無理してこなくていいですよ。と声掛けすると

皆さん「大声を出すとスッキリするよね」「気持ちに合った曲を歌うと癒されるわ」と

どんどんこれまで以上に音楽好きになっていくのです。

 

 辛い出来事があったときも!そうです音楽は薬にもなってくれます。

音楽は生きるための希望でもあるのです。

ぜひ、遊びにくるつもりで歌いにきてください。

 

とりとめなく書いてきましたが、音楽のパワーをみなさんとこれからも

共有していきたいと思います。