年末のご挨拶

 調子の良いときは走りすぎてしまう。

だけど、ひとたびそのバランスが崩れると「ガクン」と落ちてしまう。

この年末の忙しさにかまけて、走りまくった私は一昨日とうとう、病院へフラフラと足を運ぶことになったのでした。

 

 そこで、あれとあれの可能性は低い、そしてここまでの流れと、この様子から想定できるのは…「あれですね。「?あれ?」

お医者様の口から出てきた言葉は「加齢による症状でしょう。ちょうどそういう年回りです」という歯に衣着せぬハッキリとした言葉を頂戴したのでした。

 なるほど!いつもお姉さん・お兄さんと共に過ごすことの多い私は「あなたはまだ若い」という言葉の洗脳にかかっていたのです。笑ってください。

 病院ではお薬も出たのですが、自分自身の中で納得いくものがありました。

ということで、この年末年始はゆっくりと休んで次なるステージへの英気を養いたいと思います。

 

 2018年、本当にたくさんの皆様に支えられてここまでやってくることができました。

辛いこともあったけれど、笑えることもたくさんありましたね!

どうぞこれからもお付き合いの程、よろしくお願い致します。

 

 今回は音楽にまつわる拍子、日本に昔から馴染みのある七五調の歌で締めくくらせていただきます。

(講座などではよく、「七五調は日本ならではのリズム(拍子)とお伝えさせていただいてますね。)

本棚を整理していて出てきた「百人一首」の句より

 

田子の浦に

打ちいでてみれば

白妙の

富士の高嶺に

雪は降りつつ

 

  山部赤人

 

 解釈:田子の浦に進み出て、遥か彼方をみつめると真っ白な富士山の高い峰に、しんしんと雪は降り続いています。

富士山の美しい雪景色が目に浮かんできそうな句です。

では、良いお年をお迎えください。